2021年度(令和3年)5月20日の定時社員総会において支部長を仰せつかりました、大泉開発株式会社 代表取締役社長 坂本興平でございます。
会員の皆様におかれましては、平素より当協会の運営にあたり格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
当協会は、東北6県でさく井工事業に携わる会員23社と賛助会員7社により構成しております。
東北地方に甚大な被害をもたらした東日本大震災も、早いもので発生から10年を迎えました。震災時は断水により生活困難を強いられましたが、その時に非常用水として井戸水が重要な役割を果たしました。
大震災以来日本列島は活動期に入ったとも言われ、近年も、熊本の大震災をはじめ、全国各地にて地震災害が発生しておりますが、その際も被災地において井戸水の重要性が再認識されております。
当協会は防災・減災に対し、専門的な立場から大きな役割を担っていると認識しております。安全で安心な地下資源を提供するため、当協会一丸となり取り組んで行かなければなりません。
これからも、自然災害に対しての防災井戸や水井戸はもちろんのこと、エネルギー利用可能な温泉井戸や地熱井戸、そして地中熱利用井戸等々の新しい活用先の開拓にも積極的に取組んでまいります。
これからのさく井工事技術の更なる発展と会員の拡充を図りながら、会員企業様にとりましても有益な活動を行うために、微力ながら努力してまいる所存です。
今後とも当協会へのより一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
一般社団法人 全国さく井協会 東北支部
支部長 坂本 興平